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小規模多機能型居宅介護でケアマネをしよう!必要な資格・やりがい・メリット

小規模多機能型居宅介護で働くケアマネジャーについて解説します。

もしかすると小規模多機能型居宅介護支援事業所のイメージがわかず、転職先の候補にあがらない方もいるのでは。

小規模多機能のケアマネジャーになれば、あなたの立案したケアプランがどういう効果を生み出すか間近で感じる事ができ、やりがいを感じられるかも…。

小規模多機能型居宅介護支援のケアマネジャーについて知る事で、あなたの就職先選びが広がりますよ。

 

 

目次

 

小規模多機能居宅介護とは

利用者様が住み慣れた地域で自分の自宅で自立した生活をおくれるよう支援する介護施設です。住み慣れた自宅などで家庭的な生活をおくりたい方にあうサービスです。

「地域に密着したサービス」が特徴なので、利用者様はもちろん、施設そのものも地域に住む一員として地域社会との交流やご近所との関係も大切にした生活を続けられるよう支援します。

施設への「通い」(デイサービス)、短期間の「宿泊」(ショートステイ)や自宅への「訪問」(訪問介護)とケアマネジャーが同一の事業所により提供される介護サービスです。3つの介護保険サービスがセットになっていると思うとイメージがしやすいですね。

料金は介護度に応じて1か月ごとの定額制です。そのため、たくさんのサービスが必要な利用者様にはコスト的にお得ですが、あまりサービスを利用しなくても生活できる利用者様にとっては割高な印象になります。

小規模多機能居宅介護の利用定員数は29人以下であり、ほかのサービスと比較して少人数に対応しています。人数を絞ることでより個別性を大切にしたきめ細やかな支援をおこなうことができます。一日に利用できるデイサービスの定員は15人以下、泊りは9人以下です。

 

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利用者が小規模多機能を利用する事で得られるメリット

利用者様のメリットは、どのサービスを利用していてもかかわるスタッフの顔触れが変わらない、ということ。

自分のことをよく知っている顔なじみの環境で生活上の支援が受けられる。認知症の方は、環境の変化が苦手で不安感が強くなると落ち着かない症状が出ます。このような状態では利用者様はつらい思いをされますよね。

その点、小規模多機能のサービスを利用すると、自宅に来るスタッフがそのままデイサービスまで送迎し、デイでも介護できます。また、急遽泊まる必要ができてデイサービスから宿泊になってもお世話するスタッフはいつもの顔なじみの職員。普段のご様子も知っていますし、顔なじみの人がいるという事は利用者様に安心してもらえる大きな利点です。一般的なショートステイだと、初めて泊まる日は慣れない環境の変化で様々な症状がでます。小規模多機能のサービスなら、肝心なスタッフがいつもの顔見知りなので安心ですね。

また、介護保険サービスを利用するときは一つのサービスごとに様々な手続きが必要になります。サービス開始の前に「こんなに書類あるなら面倒だからもういい」という気持ちになるかたもいます。ですが、小規模多機能は同一事業所の介護サービス。利用者様やご家族の事務的手続きも軽減できることはメリットと言えます。

社会福祉士のイラスト(女性) | かわいいフリー素材集 いらすとや

小規模多機能型居宅介護のデイサービスのメリット

時間や曜日、回数が必要に応じて決められます。

一般のデイサービスは開始時間は一定ですが、小規模多機能の場合、状況に合わせて変える事ができます。例えば朝早くに迎えに行き、小規模多機能で朝の内服薬を飲むことができたり、自宅にご家族が帰るまでデイで過ごせたりするので介護するご家族にとって強い味方になります。

緊急な事があったときも小規模多機能のデイサービスであれば柔軟に対応できます。

一般のデイサービスは介護度に応じてサービスの利用単位の上限額があり、超えると10割負担になってしまうので高額になるというリスクがありますが、小規模多機能は月額性。安心して必要な回数サービスを増やすことができます。

介護施設の送迎のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

小規模多機能型居宅介護の訪問介護のメリット

ヘルパー(介護士)がご自宅に訪問し、家事などの日常生活の支援や、入浴や着替えといった体の介護をするサービスです。

小規模多機能のサービスであれば回数も時間も状態に合わせて導入できるうえ、緊急時も柔軟に対応ができます。

一般の訪問介護であれば所定の時間内に介護を終えないと単位数があがり料金が増す状況がありますが小規模多機能は1か月定額制のため、必要な場合は時間を取って支援できます。

大変人気で需要があるサービスですが、私の住んでいるエリアでは人気があり過ぎて人手が足りなくて困っている、なんて聞くことがあります。

介護の検索結果 | かわいいフリー素材集 いらすとや

小規模多機能型居宅介護のショートステイのメリット

通いなれた場所で泊まることができ、いつもデイサービスや自宅での訪問介護で担当している職員や、デイで知り合った利用者様と一緒に泊まることができるので安心。落ち着ける環境で過ごせます。

また、もともと予定していなかった突然の泊りにも対応します。通常、一般の小規模多機能以外のショートステイは突然の泊りはなかなか利用するのは難しいです。開いているショートステイは遠方かもしれませんし、そもそも緊急で受けられるショートステイは多くないです。これは大きなメリットになります。

 

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小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーの人員基準

小規模多機能居宅介護には一つの事業所に1人以上の配置が必要です。

本体の事業所だけではなく、サテライト型事業所にも1人以上の要件が設けられています。ただし、小規模多機能型居宅介護の求人募集はたくさんあるという印象はないので興味のある方はしばしば求人情報を見ておく方がよいですね。

 

小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーの仕事内容

小規模多機能のケアマネジャーの主な業務内容は、ほかの介護施設のケアマネジャーとほぼ同じです。大きく変わるのはサービスの使い方です。柔軟に利用者様の体調や家族の状況に合わせて必要なサービスを組み合わせることができるので、ケアマネの腕が必要な部分でその分やりがいがありますね。

 

  • 要介護認定の申請手続き代行・ケアプランの作成
  • モニタリング・ケアプランの評価と見直し
  • 介護報酬の給付管理、請求業務
  • 利用者とその家族との面談や相談対応(新規利用者を含む)
  • 提供する介護保険サービスの調整

 

兼務していない場合は日中の勤務であることがほとんどです。介護職を兼務する場合は夜勤をすることもあるようです。

私の知っている人は同法人の居宅介護支援事業所のケアマネと兼務している人もいました。ケアマネ二つの事業の掛け持ちのため、平日勤務で夜勤なしでした。

 

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小規模多機能のケアマネジャーのやりがい

小規模多機能は個別性をより大切にした支援をおこなえます。

複数の介護サービスを同一事業所で提供でき、柔軟に支援ができます。そのためケアマネジャーの作成するケアプランによって行われる支援がより利用者様の個別性に富んだものになります。作成したケアプランで利用者が住み慣れた場所で自立して生活ができた時、大きなやりがいを感じられますね。

また、利用者様本人やご家族の状況に合わせて細やかに支援ができるため、結果もわかりやすく、直接喜ばれている様子を目にできる機会も多くあります。

サービスの組み合わせで様々な状況に対応できるため、クリエイティブな仕事ができます。

 

小規模多機能のケアマネジャーに向いている人は

利用者様やご家族の状況を細やかに見て、話を聞き、情報収集を行う。細やかな変化に気が付ける人は小規模多機能のケアマネジャーにぴったりです。小規模多機能の特徴を生かせるケアを提供できるでしょう。

それにはコミュニケーション力がある、というのが大きな強みになりますね。

情報収集にはコミュニケーションが大切。利用者様やご家族が安心して相談できることや、一緒に支えるスタッフからも日ごろのケアの情報を得ていくとより具体的な困りごとに気が付くことができ改善の方法も考えられるでしょう。

利用者様の生活の質が上がるように考える事でやりがいを感じられるあなたであれば、小規模多機能のケアマネジャーに向いていると思ってよいですよ。

 

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小規模多機能でケアマネジャーとして働くための資格

小規模多機能でケアマネジャーとして働くには介護支援専門員の資格を持っているだけでは就労できません。

小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修と認知症介護実践者研修が必要になります。各研修は自治体ごとに行われているので日程を確認し計画的に受講できるようにスケジュールの調整が必要になります。

①小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修

小規模多機能型居宅介護事業所や指定看護小規模多機能型居宅介護事業所で働くにあたり計画担当者のスキルを修得するための研修です。

小規模多機能居宅介護の計画作成担当者として必要な小規模多機能ケアの視点、地域での生活支援、居宅介護支援計画作成の実際などの専門的知識と技術を学びます。

2日間の講義・演習で、受講料は自治体によります。

②認知症介護実践者研修

認知症に関する理解を深め、認知症介護の専門家を目指すための研修です。

小規模多機能型居宅介護は柔軟にサービスを提供し個々の問題に対応できるため認知症の方が住み慣れた地域で生活するのに有効なサービスです。計画を立案するケアマネジャーは認知症の知識が必要です。

5日間の講義と演習35時間、かつ勤務施設で2週間の演習で自治体によります。

 

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